「ヌーベルシノワ」とは、1980年代の香港で始まったといわれている、新しい中華料理のスタイルで、フランス語で “新しい” を表す「nouvelle(ヌーベル)」と、“中国の” を表す「chinois(シノワ)」を合わせたものが名前の由来です。フランス料理における調理法のひとつ「nouvelle cuisine(ヌーベルキュイジーヌ)」に影響を受けたといわれています。
ヌーベルシノワ最大の特徴は、芸術的な盛り付けで料理そのものを”魅せる”こと。料理を大皿に盛り円卓の中央に置く従来の中国料理のスタイルとは異なり、各料理を西洋風に盛り付け、コース料理のように提供するのが特徴的です。また、油の使用量を減らし、素材の味を活かすように調理することも特徴のひとつです。
洋食器に美しく盛り付けられた料理は、我々に「見る楽しみ」を与えてくれます。総料理長・木下茂樹の作り出すヌーベルシノワはどれも美しく、彼の美意識の現れる料理ばかりです。
水綾閣は、総料理長・木下茂樹の考案する新しい中国料理のスタイルと、これまでの伝統的なスタイルを織り交ぜながらご提供いたします。